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院長インタビュー
技術は一生磨き続けていきたい
常に“自分が受け手だったら”
と考えて治療を
提供しています

歯科医師を目指されたきっかけは?

祖母が総入れ歯になって、ご飯がうまく食べられないことで食欲も落ちて、痩せていったんですよね。
そんな姿を目の当たりにして、子ども心に「おばあちゃんに入れ歯を作ってあげたい」と思ったのが、最初のきっかけで、今回、予防・メンテナンスを中心にした医院を開院したいという想いにも繋がっています。

学生時代はスポーツに打ち込まれたんですよね?

高校までは野球をしており、今も草野球チームに所属しています。大学では練習に最も熱心なクラブに入りたいと思い、出会ったのがラグビー部でした。
運動系のクラブって「先輩の言うことは絶対」みたいなところがありますよね(笑)。おかげで、時には自分の意見が正しいと思っていても、先輩の意見に合わせる方が、人間関係がスムーズに行くこともあり、信頼関係が成り立てば後輩であっても意見を言いやすくなったり、先輩も耳を傾けてくれるようになったり。やっぱり「信頼」って大切だと身をもって体験してきたおかげで、今も患者さんにまずご信頼いただくことを最優先にしています。

大阪市生野区に分院を開院された理由は?

知人に声をかけてもらい、一昨年よりこの地域で訪問診療を行っていました。ご自宅だけでなく施設様にも伺って約150名ほどの患者さまを診させていただきました。
そんな折、元々歯科医院をされていた空き物件があると紹介をいただき、せっかくいただいた地域とのご縁でしたので、分院の開院を検討した際にこの地に開院することにしました。

最初に開業されるまでの経緯を教えてください

大学卒業後の1年は、幅広い知識と技術を身につけるため病院の歯科で研修しました。
その後、歯科医院に勤務しましたが、歯科医師が10人以上・患者さんが1日400人ほどの規模の歯科医院。おかげで色々な患者さんに対応し、周囲の先輩方の治療を間近で見る機会が多く、様々な治療法の良い面・悪い面両方を学ぶことができ、その経験は今にも活きています。
開業は29歳のときでした。タイミングとしては30歳か、35歳ぐらいをイメージしていたのですが、家の近くをランニングしていて、近隣に歯科がないな?と。それで調べたところ、良い条件の物件が見つかったので予定より早く開業に踏み切りました。

今、治療において最も大切にされているのは?

「治療を繰り返さない」ということを、何よりも大切に考えて診療しています。
歯を削るなど繰り返し治療すると、どんどん歯は失われていきます。それを回避するためにも、適合性の高い補綴物のご提供や、効果的な予防治療やメンテナンスなどにより、治療の繰り返しを防止しています。
そのため一時的な診療で終わるのではなく、長期的・定期的にご来院いただくことになりますが、他の歯科医院で治療経験のある初診の患者さんを診る時には「この歯は○回治療しましたね」「この歯とこの歯は、同じ先生が治療しましたね」と、患者さんの歯の歴史を確認。当院で「治療を繰り返さず、元の歯を大切にしていきましょう」とお話しさせていただいています。

患者様へのメッセージをお願いします

出来るだけ多くのご自分の歯を残していくためにも、痛みや違和感が無い方もぜひ、お気軽にお越しください。
まずはお口の中の現状を知っていただき、口腔内の健康維持のためのお手伝いができるよう、生活習慣の見直しや日々のアドバイスからさせていただいています。
長期にわたり、皆さまの健康に寄り添っていくことに努めていますので、一緒に最善の方法を考えていきましょう。