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- 歯のメンテナンス（予防治療）
「歯を残すため」の予防治療
予防治療とは、病気にならないための歯科治療です。
歯を失う大きな原因である、むし歯や歯周病は、初期にはほとんど自覚症状が現れません。
また歯が痛くなってからご来院された場合、「すでに病気が進行していた」というケースは少なくないため、これらを予防するためにも、定期メンテナンスは重要です。
また、症状が出てからでは身体も治すのに時間がかかるのは、歯においても同様です。
ぜひ、当院の予防治療へお越しいただき、歯を健康な状態に保ってください。
定期メンテナンスを受ける人・
受けない人には大きな差があります。
最近の研究では、継続的に予防処置を受けている方の、歯の10年間の平均喪失本数が1～3本なのに対し、受けていない人は7～10本ということがわかってきています。
この差からわかるように、定期的なメンテナンスを受けることで歯の喪失を最小限に食い止められることがわかります。
当院では1年周期(2～3ヶ月毎に通院)でメンテナンスプランを考え、歯周病などの進行具合を精査しております。
PTC(専門家による歯のクリーニング)
毎日の歯磨きだけでは、落としきれない歯の汚れがあります。
そのためPTC(Professional Tooth Cleaning)により、専用器具できれいに汚れを落とし、歯の表面はもちろん、歯と歯肉の境目まで歯垢を除去。見た目が美しくなるだけではなく、口臭予防にも効果があります。
予防治療のメリットはたくさんあります！
早期発見・早期治療
むし歯や歯周病の初期は、ほとんど自覚症状が現れません。
しかし定期メンテナンスを受けることで、症状が出る前に発見でき、早期治療が可能となります。
お身体にも費用面でも負担を軽減
病気が進行してからだと、神経を抜いたり、抜歯せざるをえなかったりなど、治療が大掛かりになることがあります。定期メンテナンスにより早期発見・早期治療が可能となるため、治療回数、治療期間、費用が抑えることができます。
C2（象牙質の虫歯）
【症状】
エナメル質より内側にある“象牙質”まで虫歯が進行しています。冷たいものや甘いものが染みるようになり、痛みを感じるようになります。
【治療法】
虫歯になってしまった部分を削り、詰め物（インレー）によって処置をします。
歯を削らずに済む
一度歯を削ると、むし歯の再発のサイクルに陥ってしまい、治療を繰り返すうちに、どんどん歯を失うケースがあります。予防することにより、そうした事態を回避することができます。
歯を残せる
お口の健康を維持することで、大切な歯を末永く残すことが可能となります。
PTCを継続して定期的に受けた方・受けていない方を比較した時、50歳時点で歯を失う本数で大きな差が生じるというデータがあります。このことからも出来るだけ早いうちから、定期メンテナンスを行うことが大切なことはおわかりいただけるでしょう。
当院の予防治療の特徴
長期的な視野での予防
当院では長期的な視野でお口の状態の変化に着目。
レントゲン撮影などの精密な検査を行って、1年前と現在とでお口の状態がどのように変化したかを確認し、毎回の診療に役立てるようにしています。
小さな異変も見逃しません
当院では、担当歯科衛生士制を導入。同じ歯科衛生士が担当することで、患者さんとコミュニケーションもしやすくご相談もいただきやすいですし、継続的にお口の中の状態を確認できるので小さな異変を見逃さず、早期治療が可能となります。
さらに患者さんお一人おひとりのメンテナンス時の状態を「シート」に記入。スタッフで情報を共有・把握することで、質の高い予防治療のご提供に努めています。
フッ素塗布を積極的に実施
フッ素には歯質を強化し、むし歯になりにくくする効果があります。
当院ではお子さまだけでなく、大人の方にもフッ素塗布を積極的に行い、むし歯を予防しています。
当院の予防メニュー
PTC
むし歯や歯周病などを予防のために、専用器具でお口を隅々までをクリーニングします。
フッ素塗布
歯をむし歯から守るために、歯質の強化や再石灰化を促す効果のあるフッ素を定期的に塗布します。
TBI(ブラッシング指導)
日々のケア精度を高めるため、正しいブラッシングの方法を指導します。また、自力での歯磨きが不十分な小さなお子さまがいらっしゃる方には、仕上げ磨きの方法をアドバイスもさせていただきます。
シーラント
むし歯になりやすい奥歯の溝を、歯科用プラスチックであるレジンで塞ぎ、むし歯になることを効果的に防ぎます。
ホームホワイトニング
ご自宅で、自身で行うホワイトニングのことです。自分の歯型に合ったトレーやマウスピースを作成し、そこにホワイトニングジェルを流して、歯を漂白します。